小林愛実さん 天才少女と呼ばれ幼いころから国際的にも演奏活動をされているピアニストです。
2021年第18回ショパン国際ピアノコンクールで4位入賞を果たしました。
その際にも小林愛実さんの胸元で、そのネックレスがそっと寄り添っているように見えました。
調べてみますと過去の動画の中でも演奏時には、小林愛実さんの胸元にはそのネックレスがありました。
そのネックレスと小林愛実さんとの関係や
ご両親のお仕事や弟さんのこと。
プロフィールや子供の頃のことなどをまとめてみました。
小林愛実のご両親は?弟はどんな方?
小林愛実さんのご両親は共に音楽とは無縁だったそうですが、全面的に小林愛実さんを支え
一家で地元の山口県から東京へ、引っ越しもしています。
「天才少女」として注目を浴びてきた小林愛実さんを、ご両親は本当に全面的にサポートしてこられたのですね。
もともと小林愛実さんがピアノを始めたきっかけは、人見知りをなおすためにご両親の勧めがあったそうです。
子供の頃、山口県宇部市から東京のピアノ教室に通うため、金曜夜に宇部空港を発ち、
日曜の夜に宇部市に戻る生活だったそう。
この時、小林愛実さん一人飛行機で通う…という記事がありました。
ええっ、お一人で? 当時お幾つぐらいだったのでしょうか。
そんな多忙な生活もご両親が支えていらしたのですね、きっと。
”小さいころから多くのことを犠牲にして私のために尽くしてくれている両親を見ていたのでピアノで恩返しをしなくてはと思っていた。”
と、小林愛実さんご自身が語っている記事がありました。
小林愛実さんのご両親やご家族に対するこのようなお気持ち、想像すると胸が温かくなると同時に
キュンと締め付けられるような感じがします。
そして2023年小林愛実さんと夫さんの反田恭平さんとの間に、新しい命が誕生しました。
今、お母さんになった小林愛実さんですが
小林愛実さんご自身が以前お母様からのお言葉によって、ピアノを続ける上でのターニングポイントとなったという素敵なエピソードがあります。
幼いころからピアノ一筋だった小林愛実さん、16歳ごろから本当に才能あるのか?好きなのか?やらされているのか?と悩み始めました。
環境を変えようとアメリカへ渡りカーティス音楽院に留学したけれど、さらに苦しくなってしまったと。
ピアノを弾くのが怖い、人と会いたくなくてレッスンにも行かなくなってしまった時
お母様から
”ピアノ辞めてもいいよ” と
”ピアノが全てではない、やりたいことをやればいい”
”あなたが幸せだったらなんでもいい”
電話口からそんな言葉が掛けられたそうです。
それはちょうど一度目のショパンコンクールへの出場が決まっており、今まで頑張ってきた記念に出て悔いなく辞めよう思っていた頃でした。
しかし、久しぶりにピアノと音楽に向き合っていくうちに、ステージで弾くことが好きなんだと再認識したのです。
ピアノ一筋、ピアノしかないと縛られてきた小林愛実さんを、このお母様のお言葉が解き放ってくれたのです。
”これからは誰かのためじゃなくて自分のためにピアノを弾きます” とお母様へ仰った小林愛実さん。
”自分が好きなように生きていいんだ” とそのお母様のお言葉で気持ちが楽になり、今もピアノを続けられていると語っています。
そして今はお子さんを「365日いつでも預かるよ」 と、言ってくれるご両親。
近所にお住まいのご両親に素直に甘えているそうです。
小林愛実さんとご両親との関係も、子育てを通じて益々いい関係に変化していっているのかな…と想像します。
そしてピアノに関してもご出産後、変化があったそうです。
ピアノの「音」に関して、以前は張りつめていた音が、ずいぶん優しい音になったと言われるとのこと。
”子供が生まれて初めて自分よりも大事な存在ができた。”
子供優先、思い通りに進まない…そんな生活の中で
”すごく心が広くなった。”
お子さんという新しい命の存在によって、小林愛実さんご自身にも変化があり、そしてそれがピアノから醸し出される音にも変化が生まれているのですね。
そしてご自身のみならず、更に夫さんである反田恭平さんの演奏についても
”音が温かくなったと感じている” と語っています。
芸術というものは、人生そのものなんだなと思いました。
小林愛実さんには弟さんがいらっしゃいます。
弟さんのことは調べた範囲では詳しいことはわかりませんでしたが、お姉さんの小林愛実さんと一緒に写っている画像が出てきました。
見ていると、この姉弟は仲がよさそう!!と思わせてくれるすごくいい写真たちでした。
子供のころも大人になった今も、ふざけあってじゃれあって、お互いに愛おしくて仕方がない存在なのでは? と勝手な想像がどんどん浮かんできました。
2020年の弟さんが20歳のお誕生日の時のお写真がありましたので、1995年生まれの小林愛実さんとは5つほど離れているんですね。
小林愛実さんにとってちょっと歳の離れた可愛い弟さん、といった存在なのかなと私の妄想は続きます。
逆に子供の頃の弟さんにとってお姉さんである小林愛実さんはどのように見えていたのかな?とお話しお聞きしてみたいなあと思ってしまいました。
小林愛実のネックレスその存在の意味するものは?
2021年のショパン国際ピアノコンクールの際に、小林愛実さんが胸元につけていた
ネックレス。
その小林愛実さんのネックレス、それは八分音符を模したとってもかわいいネックレス、符頭の部分はパールのように見えます。
そのネックレス、小林愛実さんの過去の動画の中でも付けていらっしゃいました。
そこで、このネックレスは小林愛実さんにとってどのような存在なのだろう?と調べてみました。
2021年ショパン国際ピアノコンクールでの4位入賞後のインタビュー記事に
”15年ほど前に、当時習っていた先生からもらった大切なネックレスです。”
とお話しされていました。
1995年生まれの小林愛実さん、2021年のショパン国際ピアノコンクールの時は26歳でしたから
その15年前ですと11歳の頃ですね。
たしかに、上述しましたが10代の頃の小林愛実さんの演奏動画を観ましてもこのネックレスを付けて弾いていらっしゃいます。
その頃からこのネックレスはずっと小林愛実さんと一緒だったのですね。
私にはこのネックレスが「ずっと」そして「そっと」小林愛実さんに寄り添って
時にはいい相棒になって共に歩んできたとっても健気な、そして神聖な存在に思えました。
小林愛実さんは、当時の先生に頂いたこのネックレスを
”とても大事にしているから、コンサートの本番の時にしか使っていなくて
それ以外の時は箱に入れてしまっているんです。”
と続けてお話しされています。
15年間、いや今2024年ですので17年間もずっと大切にしコンサートにはいつも一緒の
このネックレスさんと小林愛実さんとのご関係、とても素敵なストーリーが思い浮かんできました。
きっと、いろいろな小林愛実さんを見てきたのだろうなと思います。
”このお気に入りのネックレスをつけ、ハンカチを持って、チョコレートを数粒食べて、
人にポンと背中をたたいてもらう”
という演奏前のルーティンがあるのだそうです。
ルーティンの中の一つがこのお気に入りの音符のネックレスを付けることなのですね。
緊張感あふれる中のこのルーティン
背中をポンと…
あ、この光景は?
フィギアスケートで、演技前に選手の背中をコーチがポンとたたいて送り出しているところが
よくテレビに映し出されますが、そんな感じなのかなと思いました。
そしてピアノの前に座り、弾き始める前に、ふっとそのネックレスに触れる仕草をする小林愛実さんをよく見ます。
これもルーティンの一つなのかなと思いました。
この仕草を見て小林愛実さんにとって、このネックレスは単にお気に入りというだけではなく
お守りのような存在でもあるのかなとも思えてきます。
そうしましたら実際ご本人が
”私は神頼みでピアノを弾いているんです” と仰っているインタビュー記事をみつけました。
もちろんこれは、冗談交じりにお話しされていることなのですが。
これには、たくさんの練習をしたという裏付けがあるから言えること。
”私の一番の味方は自分だから、私ならできる と。
自信を持つには、思い込みが本当に大事だなと思います。”
とも仰っています。
本当にそうですね。
これは私たちの普段の生活の中でも、思い込みは大事だなとあらためて思わされました。
思い込み…と言えば、小林愛実さんのピアノを弾いているお姿は、何とも表現が難しいのですが
何かが降りてきて、小林愛実さんをピアノの世界へ連れて行ってしまう。
そのぐらい小林愛実さんとピアノの世界感が、とても神聖なものに見えてくるのです。
神聖という言葉を何度も使ってしまいましたが、本当にそんな感じがするのです。
そして演奏前にこのネックレスにふっと触れることが、ひとつのおまじないというか
合図というか、そのようなものになっているのかなと思ってしまいました。
演奏が終わるとサーっと何かが去って行き、ハッと素の小林愛実さんに戻るのです。
特に以前の10代の頃の小林愛実さんの動画の中で、演奏中と終わった後まだあどけない可愛らしい
女の子に戻った時のギャップが、またとても素敵だなと思いました。
ルーティンと言えばもう一つ、うふふと思うエピソードを一つ見つけました。
旅先にもコーヒー豆とマシンを持っていくほど、コーヒー好きな小林愛実さん。
「朝は自分で淹れたコーヒーに、牛乳を入れて飲むというルーティンがある」のだとか。
旅先で夫さんの反田恭平さんLime (シェア電動キックボード)に乗って、牛乳を探して開いているお店を探しまわったのだそう。
お二人がLimeに乗ってあっちは?こっちは?なんて、探しまわっているお姿を想像して、微笑ましく思いました。
ステキなご夫婦ですね。
小林愛実のプロフィールなど
出生名 1995年9月23日(29歳)
出身地 山口県厚狭郡楠町(現:宇部市)
学歴 桐朋女子高等学校音楽科 卒業
ジャンル クラシック
担当楽器 ピアノ
活動期間 2010年 –
レーベル ワーナークラシックス・ジャパン(2010年-)
小林愛実さでんは3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演し、9歳で国際デビュー、
14歳でサントリーホールにてリサイタル(日本人最年少)そしてCDデビューも果たし、幼いころから「天才少女」と呼ばれ、国内外で活動し続けてきました。
2010年 ショパン生誕200年記念に際し、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与されました。
2011年 桐朋女子高等学校音楽科に全額奨学金特待生として入学
2013年 アメリカのカーティス音楽院へ留学
2015年 第17回ショパン国際ピアノコンクールに出場、日本人唯一のファイナリスト
2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクールに出場、4位入賞
ショパン国際ピアノコンクールに2度出場され連続でファイナリストになり、2021年の2度目では4位に入賞という快挙をなしとげた小林愛実さん。
コンクール後のインタビューでは
”一音一音大切に自分の音楽をぶれずに、一次~ファイナルまで演奏するのが自分の信念だったので曲げずに突き通せたのはよかったかな”
とお話ししています。
どれほどの緊張感なのかまったく想像もつきませんが、その空気感の中でもご自身の信念を貫き通せたということなのですね。
”ファイナルの時は無の境地でした。” とも。
”これから音楽家としてやっていくスタート地点に立つことができたのが、今回のショパン国際ピアノコンクール” とお話しされています。
このご経験がスタート地点となったのですね。
小林愛実さんは、これからもどんどん進化していくのだなと思うとますます楽しみです。
山口県宇部市ご出身の小林愛実さん、2021年12月には山口県文化特別賞を受賞、山口ふるさと大使も委嘱されています。
子供の頃からフランスやロシアなど、海外での演奏もしていました。
海外での演奏会、そして週末はと東京へレッスン、そさらに学業と…大変な忙しさだったのでは?と想像いたします。
当時の小学校の校長先生はインタビューで
”普段は友達とキャッキャと遊びまわっている子、ピアノをやるから学校を手抜きするということが一切なかった。
努力を努力と思わずできる子だったんだろう” と
お話しされていました。
努力を努力と思わず、何事も手抜きしない…周りの大人たちからはそんなふうに見えるお子さんだったのですね。
この自然豊かな山口県で過ごしたことは、小林愛実さんご自身の音楽のインスピレーションに関わっていると思うと、ご本人は語っています。
子供の頃の小林愛実さんの画像や動画などからは、私は天真爛漫な女の子といった印象を持ちました。
そんな弾けるような笑顔の小林愛実さんがが、自然豊かな山口県で飛び回っている様子が想像できます。
今回調べていくと、子供のころの小林愛実さんにはファンクラブというものがあったと、出てきました。
そこで私は、あっ!このことだったんだと…
夫さんである反田恭平さんとは幼馴染とのことですが、子供のころ小林愛実さんはアイドルだったと以前お話しされていたことを思い出したのです。
すごいっ‼本当に天才少女、だけれども天真爛漫で可愛らしい、これはもう正真正銘のアイドルだ‼と思わずにはいられませんでした。
そしてそのピアニスト、指揮者そして実業家でもある反田恭平さんと2023年にご結婚され、
お子さんも生まれ、お母さんとなった小林愛実さん。
同じピアニスト同士理解できることが多く、お子さんのお世話などもできる方がやるし、ご両親や周りの方にも頼ったり、けれども意外と育児や家事は苦ではないとか。
新しい生活をご夫婦で楽しんでいらっしゃるように感じます。
そして ”日本でのコンサートの時、子供が会場に来てくれるとなぜかうまく弾ける” と仰る
小林愛実さん。
私は2021年のショパン国際ピアノコンクール後の、小林愛実さんのサントリーホールでのコンサートに行ったことがあります。
その時を思い出してみますと、個人的な感想としてピンとした緊張感のあるような空気を感じた気がします。
当時はまだご結婚される前でしたので、今度は今のご結婚後お母さんとなられた小林愛実さんのピアノの「音」、お子さんがうまれてから変化したという「優しい音」を楽しみに、聴きに行ってみたいなと思いました。
小林愛実のまとめ
1.小林愛実のご両親は?弟はどんな方?
小林愛実さんのご両親は共に音楽とは無縁でしたが、全面的に小林愛実さんを支え
一家で地元の山口県から東京へ引っ越しもしています。
もともと小林愛実さんがピアノを始めたきっかけは、人見知りをなおすためにご両親の勧めがあったからとのことです。
”小さいころから多くのことを犠牲にして、私のために尽くしてくれている両親を見ていたのでピアノで恩返しをしなくてはと思っていた。” と、小林愛実さん。
また、弟さんの詳しいことは分からなかったのですが、小林愛実さんとは5歳ほど離れています。
この姉弟の二人の写真からは、とても仲の良さそうな雰囲気が伝わってきました。
2.小林愛実のネックレスその存在の意味するものは?
小林愛実さんが11歳の頃、習っていた先生から貰ったネックレスとのことで、とても大事にしておりコンサートの本番にしか使わず、それ以外は箱に入れてしまっているとのことでした。
このお気に入りのネックレスを付けることが、演奏前のルーティンの一つとなっています。
そしてピアノの前に座り、弾き始める前に、ふっとそのネックレスに触れる仕草をする小林愛実さんをよく見かけます。
私には、そのネックレスが小林愛実さんにとって時にはいい相棒となり共に歩んできた
とっても健気な、そして神聖な存在に思えました。
3.小林愛実のプロフィールなど
出生名 1995年9月23日(29歳)
出身地 山口県厚狭郡楠町(現:宇部市)
学歴 桐朋女子高等学校音楽科 卒業
ジャンル クラシック
担当楽器 ピアノ
活動期間 2010年 –
レーベル ワーナークラシックス・ジャパン(2010年-)
2015年 第17回ショパン国際ピアノコンクールに出場、日本人唯一のファイナリスト
2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクールに出場、4位入賞
2023年 反田恭平さんピアニスト、指揮者そして実業家とご結婚、第一子出産
反田恭平さんとは、幼馴染でもあります。
小林愛実さんは3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演し、9歳で国際デビュー、
14歳でサントリーホールにてリサイタル(日本人最年少)そしてCDデビューも果たし、幼いころ から「天才少女」と呼ばれ国内外で活動し続けてきました。
2021年のショパン国際ピアノコンクール後、
”これから音楽家としてやっていくスタート地点に立つことができたのが、今回のショパン国際ピアノコンクール” とお話しされています。
以上、小林愛実さんについてまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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